アロマテラピーの資格は種類がたくさんあるので「どれを取ればいいの?」と迷ってしまう人も多いと思います。また資格によって難易度も違い、目的としている内容も異なります。
こちらではアロマテラピー資格の中でも知名度が高く、活用しやすい資格を紹介します。
アロマの資格は「民間資格」
アロマテラピーの資格は国家資格ではなく民間資格です。各アロマ協会が独自に資格を認定しているため、種類がたくさんあってわかりにくいかもしれませんね。
日本で最もメジャーなアロマ資格は、AEAJ(日本アロマ環境協会)の「アロマテラピー検定」です。その他に通信講座の運営母体が認定している資格やディプロマもあります。仕事につなげたいのであればAEAJのほか、JAA(日本アロマコーディネーター協会)、IFA(国際アロマセラピスト連盟)などアロマ協会として名が知れている協会の認定資格を取るといいでしょう。
【協会別】主なアロマテラピー資格一覧
- 公益社団法人日本アロマ環境協会AEAJ
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- アロマテラピー検定1級・2級
- 難易度★
1級と2級を合わせた合格率は90%。基礎知識が問われる検定。精油を嗅ぎ比べるテストあり。
- アロマテラピーアドバイザー
- 難易度★★
アロマテラピー検定1級に合格し、アロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講すると取得できる資格。
- アロマテラピーインストラクター
- 難易度★★★
認定スクールにおいてアロマテラピーインストラクターの必須科目を修了し、アロマテラピーインストラクター試験に合格することで取得できる資格。
- アロマセラピスト
- 難易度★★★★
認定スクールにおいてアロマセラピストの必須科目を修了し、学科試験、トリートメントの実技試験等に合格すると取得できる資格。
- 日本アロマコーディネーター協会JAA
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- アロマコーディネーター
- 難易度★★★
指定スクールにおいて所定のカリキュラムを修了し、認定試験に合格すると取得できる資格。
- インストラクター
- 難易度★★★★
アロマコーディネーターの資格を取得し、インストラクターの指定講習会を受講。認定試験を合格すると取得できる資格。
その他に、
ナード アロマテラピー協会NARD JAPANの「アロマテラピーベーシック(難易度★)」や「アロマ・アドバイザー(難易度★★)」、国際アロマセラピスト連盟 IFAの難易度の高い最上級の資格「国際アロマセラピスト(難易度★★★★★)」
などがあります。
アロマテラピー資格の取得方法は?
アロマテラピーの資格を取得するには、以下の3つの方法があります。
- ①通学:運営母体が認定しているスクールに通学
- 所定のカリキュラムを修了する必要のある、AEAJの「アロマテラピーインストラクター」や「アロマセラピスト」、JAAの「アロマコーディネーター」、IFAの国際「アロマセラピスト」などの資格を取得する場合。
- ②独学:市販テキストを購入して独学
- 試験さえ合格すれば取得が可能な資格AEAJの「アロマテラピー検定1、2級」などに限られます。
- ③通信:取得したい資格に対応した通信講座を利用
- 独学での勉強がむずかしい場合に、短期間で合格を目指せるのが通信講座。「アロマテラピー検定1、2級」以外の資格を目指す通信講座もあります。