「着付け教室に通ってみたい!」と思っても実際に通うと料金はどのくらいかかるのか、気になると思います。
こちらでは、着付教室の種類ごとの料金相場や授業料以外にかかる料金について調べてみました。ぜひ参考にしてみてください。
着物着付け教室の種類
- ①自治体が運営する着付教室
- 各自治体が市民を対象に開講している講座。その一つに着付教室があります。特徴は受講料が安いこと。営利目的ではないため無料〜3,000円前後の受講料で学べるところが多いです。
ただし定員や受講期間が決まっているので、定員に達したら締め切り、日程が合わないと振替ができず、申込めない場合もあります。
- ②個人の教室
- 講師が自宅で教えている着付け教室。少人数で指導が受けられるのが特徴。
一般的には週に1回通って月謝は5,000円くらいが相場ですが、講師によって高額な場合もあるので事前に確認しましょう。
- ③大手の教室
- 呉服屋さんや着物に関わる団体が運営している大手の教室。教室数が多くアクセスのいい場所にあるのが特徴。通いやすいこともあり多くの人が選んでいます。詳しい内容は次の「着物着付け教室の費用相場は?」で紹介します。
着物着付け教室の費用相場は?
大手の着付教室では様々なコースが用意されています。それぞれカリキュラムや受講期間も違い、費用に関してもピンキリです。
一般的な着付けコースの月謝は5,000〜10,000円くらいですが、月謝の他に入会金やテキスト代が必要になります。入会金、テキスト代はそれぞれ3,000円〜10,000円ほどかかります。
初心者向けの短期講座は、講座全体で無料〜10,000円とリーズナブルに設定されています。着物のレンタルサービスもあるので、仕事帰りや買い物ついでに手ぶらで手軽に通える講座ですが、本格的に習う場合は中級・上級のコースに進み、上記の費用相場になります。
費用例
- 一瑠
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- 初級コース:全10回5,000円
- 中級コース:全8回8,000円
- きものレディ着付学院
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- お試しレッスン(本科):0円
- 専攻科:15回32,782円
- 典雅きもの学院
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- 着物ふれあい6回コース:6回3,000円
- 本科:15回45,000円
受講料以外にかかる料金は?
着付け教室では受講料以外にかかる料金があります。
着物や帯、小物類は多くの教室でレンタルできますが、教室によってはレンタル料金がかかる場合があります。また受講していて自分の着物や帯がほしくなったら、その購入費もかかります。
さらに本格的な着付けコースに進むと、カリキュラムに資格認定が含まれているため、そのテスト受験料や認定料(免許代、免状代など)がかかります。
資格認定テストに合格しないと次の科にステップアップできないという教室も少なくありませんが、ステップアップするごとに資格を取得できるので、モチベーションアップにもつながり最終的に師範レベルの資格が取れる教室もあります。
このテスト受験料や認定料は教室によってマチマチです。最初から受講料に含まれている教室もあるので、事前にチェックしておくといいでしょう。