ピアノの楽譜選びは、ピアノの上達にも直結するとても大切な作業です。
しかしピアノ初心者にとっては、「何を選べばいいのかわからない」という方がほとんどだと思います。
この記事では
- ピアノ初心者に向けた楽譜の選び方
- 楽譜はどこで手に入れられるのか
- 初心者におすすめの楽譜
についてまとめています。ぜひ参考にしてください。
ピアノ初心者向け、楽譜の選び方
楽譜選びがうまくいけば、挫折を避けられるだけでなく、上達スピードも上がります。
初心者の方は次の2つのテキストを用意しましょう。
- 指の練習用のテキスト
- 自分の好きな曲の楽譜
①は、ピアノの基本である指使いを習得するとともに、曲を弾く前のウォーミングアップになります。初心者用のハノンなどがおすすめです。
②は好きなジャンル(クラシックやポップスなど)を決めると見つけやすいです。
初心者用の楽譜として
- 音名付き楽譜(楽譜にドレミファが振ってある)
- 大きめに印刷されている楽譜
- 指使いが記載されている楽譜
などが販売されているので、自分のレベルに合ったものを選びましょう。
冊子になっている楽譜を買ったら・・・
表紙と裏表紙、真ん中を、ぺったんこになるようにしっかりと折り目をつけておきます。買ったばかりのテキストに折り目をつけるのは気が引けるかもしれません。しかしこうしておくことで弾いている最中に楽譜がめくれたり、ページをめくったときに閉じてしまったり、といったストレスがなくなります。
ピアノの楽譜、どこで買えるの?
普段、楽器と無縁な方だと、楽譜自体がどこで手に入るのかがわからないかもしれませんね。
そんな方に、こちらではピアノの楽譜がどこで買えるのかを紹介します。
楽譜(冊子)のタイトルがわかっている
- amazon
- ヤマハミュージックWeb Shop
など
楽譜の中身を見ることはできませんが、収録されている曲名については目次で表示されている場合が多いです。
楽譜(冊子)の中身を見たい
- ヤマハミュージック
- カワイ
- 山野楽器
- 島村楽器
などの楽器店に置いてあります。また
- HMV
- タワーレコード
- TSUTAYA
などCD・DVDショップに置いてある場合もあります。
1曲だけ楽譜がほしい
「楽譜を冊子で買っても弾かない曲がある、」「弾きたい曲が1曲だけある」などの場合は、ヤマハの「ぷりんと楽譜」がおすすめです。
- スマホやパソコンでデータをダウンロード
- コンビニ印刷
などの方法で、楽譜を1曲から購入することができます。
購入前に楽譜のサンプルを見られたり、実際に鍵盤を弾いている手元が映った動画を見られたりするので、とても便利です。また人気曲なども豊富に揃っているので、ピンポイントで弾きたい曲がある方におすすめです。
曲によっては入門・初級・中級・上級とレベル別で楽譜が用意されており、初心者でも人気曲が弾けるようになるのはうれしいですね。
ピアノ初心者におすすめの楽譜をピックアップ!
おすすめの練習本
- ハノンピアノ教本
- 歴史のあるピアノ教則本です。いくつかの出版社でハノン教本が販売されており、大人になってからはじめる方向けのハノン教本もあります。
- バーナムピアノテクニック
- ミニブック、導入書、1巻・・・と続くピアノの指使いを練習する教本です。ミニブックは全くの初心者が練習できる内容になっています。両手でなんとか弾けるレベルであれば導入書、など自分のレベルに合わせて選ぶことができます。
おすすめの練習曲
- パッヘルベルのカノン(Johann Pachelbel)/ピアノ(ソロ)入門
- あの有名なハーモニーが初心者でもやさしく弾けるよう、原曲から少しアレンジされています。
- パプリカ(ハ長調アレンジ)(―)/ピアノ(ソロ)入門〜初級
- 初心者でも楽しく弾けるよう、転調をなくし、音の数も少なくアレンジしてあります。
- 紅蓮華(LiSA)/ピアノ(ソロ)入門〜初級
- 「鬼滅の刃」のテーマ曲です。初心者が弾けるようシンプルにアレンジされていますが、強弱やアクセントをつけることで華やかな雰囲気を出して弾くことができます。