子どもの習い事ランキング
- 第1位 学習塾
- 受験対策で早期に通う子どもが増加。小学6年生になると2人に1人が通っているというデータもあります。
- 第2位 水泳
- 基礎的な身体能力がつき体力が向上。昔から人気の習い事です。水に慣れることで水の事故を防ぐことにもつながります。
- 第3位 通信教育
- 学習内容がバランスよく構成されており、かつ子どもが毎日勉強しやすい工夫がされています。塾に比べて費用が安く、送り迎えの負担がないのもメリット。
- 第4位 音楽教室
- 昔はピアノ教室が定番でしたが、今はリトミックなど音楽を使って身体を動かし表現する教室も増えています。
- 第5位 英会話教室・英語塾
- グローバル化が進み英語教育の人気はどんどん上がっていますが、さらに小学校の英語授業必修化によりますます注目される習い事となっています。
- 第6位 書道
- 字がきれいに書けるようになるだけでなく集中力や姿勢・礼儀作法も身につきます。
- 第7位 そろばん
- そろばんといえば「すばやい計算力」ですが、なかでも暗算は右脳が活性化されると脳科学で証明され人気が復活しています。
- 第8位 サッカー
- 体力作りはもちろんチームプレイの中でチームワーク、協調性を養うことができます。また運動をしながら戦略的思考が自然と身につきます。
- 第9位 体操教室
- 総合的な運動神経をつけることができます。柔軟性やバランス感覚も身につくので怪我をしにくい体作りもできます。
- 第10位 武道
- 柔道、空手、剣道など。「礼に始まり礼に終わる」武道の精神で礼儀を学ぶ事ができます。体力、集中力、忍耐力も身につきます。
※学研教育総合研究所調べより
子どもの習い事、今と昔はどう違う?
今も昔も変わらない人気の習い事もありますが、昔は「集中力や忍耐力、礼儀作法を身につけるため」という考えが主流でした。現在は同じ習い事でも親の習い事に対する考え方は変わってきています。
例えば音楽教室といえばピアノ教室でしたが、現在は幼児が通うリトミック教室が増えています。それは幼児期から身体を使って音楽を表現する教育がいいという考えが浸透してきたからです。また体操・体育教室を選ぶ理由が「忍耐力をつける」ではなく「運動する環境を与えるため」にシフト。公園など外での遊び方に制限が多くなり、昔に比べて子どもが思いっきり体を動かす環境が減ったからです。
その他にも「子供の才能や可能性を期待して」「将来役に立つように」とか、中には「親たちの気分転換やストレス発散のため」など驚くような考えも。
習い事の種類も習わせる考え方も多様化しています。
今、人気上昇中の習い事は?
子どもに習わせたい習い事で急上昇しているのが、プログラミング教室。その他にも最近人気の習い事について紹介します。
- プログラミング教室
- プログラミング教育が小学校で必修化されることが決まり話題になっている習い事。パソコンを使ってプログラミングのスキルを習得するだけではなく、プログラムを組むことで順序立てて考える力すなわち論理的思考が身につきます。
- ロボット教室
- ロボット教室は玩具のロボットを作るのではなく、機械で動くロボットを作ります。動く仕組みを学び、筋道を立てて考える論理的思考と空間認識能力が身につきます。
- 実験教室
- 小学生低学年から学べる科学実験教室。ただ実験を行うのではなく、まず仮説を立てるところから始まります。そして実験後には結果をまとめ考察をするところまで学べます。実験や観察を通して洞察力や思考力が身につきます。
- リトミック教室
- 幼児の習い事で人気のリトミック。音楽に合わせて体を動かして表現する音楽教育で、心身のバランスが整うと言われています。基礎的な運動能力や集中力、そしてみんなで一緒に体を動かし表現することで自然とコミュニケーション能力が身につきます。