料理初心者の主婦やママの場合、オンライン料理教室の選び方でちょっと気を付けてほしいことがあります。
実は、せっかく受講したのに後悔する人がとても多いんです!
- 「知っている前提」で説明が少なく、よくわからないまま進んでいってしまった
- 料理用語がわからなくて手間取ってしまった
このような後悔をせずに済むよう、オンライン料理教室を選ぶ際にチェックしたい3つのポイントをまとめました。
初心者レベルを選ぶ
オンライン料理教室のレッスン内容・コース名に、「基本」や「初心者用」など、受講者のレベルが明記されているレッスンを受講しましょう。
どんなに料理完成図がステキでも、いきなり「ホームパーティにも最適な飾り巻き寿司」などは初心者にはちょっと難しいですよね。
初心者用と銘打っているレッスンを受けると、以下のようなメリットがあります。
- 超基礎から説明してくれる
- 包丁の正しい持ち方や切り方、計量の仕方、材料の下ごしらえ方法など、超基本的な部分から丁寧に教えてもらえます。
- 料理の段取りを学べる
- 同時に複数の料理を完成させるための基本的かつ効率的な手順がしっかり学べます。
- 講師に細かく相談できる
- 調理手順に合わせて進捗を細かく確認してもらえるため、わからないことがあればすぐに講師に相談できます。
どんどんレッスンが進んでしまって置いて行かれるようなことはありません。 - アレンジ方法も教えてもらえる
- 「余ってしまった分をどう使ったらいいかわからない」これも初心者あるあるです。
初心者用レッスンならば、残った食材をどんな料理に使えるか、作った料理はどんなアレンジができるかも聞けます。 - 必要な調理器具も事前に教えてもらえる
- 教室によりますが、調理過程で必要になるボウルやトレーなど、必要な調理器具を事前に連絡してもらえるところもあります。
自分のレベルに合ったコースを選べば、作った料理だけでなくほかの調理にも使える技術が身につき、満足できるレッスンが受けられます。
少人数&単発クラスを選ぶ
オンライン料理教室には、通学と同様にいろいろなレッスン形態があります。
料理初心者の場合は、少人数クラス・単発レッスンがおすすめです。
少人数クラスがおすすめのワケ
レッスンにはマンツーマンレッスンとグループレッスンがあります。
マンツーマンレッスンの場合、自分のペースに合わせてじっくり教えてもらえますが、その分費用がかなり上がってしまいます。
大人数グループレッスンの場合、ほかの受講生の質問に対する先生の回答が聞けたり、受講生同士でコミュニケーションが取れたりするメリットはありますが、その分自分が質問する時間や調理過程を見てもらえる時間が少なくなります。
マンツーマンと大人数グループレッスンのちょうど中間でいいとこどりできるのが、少人数クラスなのです。
2〜5名程度の少人数クラスだと、価格も手ごろで自分の調理状況もしっかり見てもらえます。
単発レッスンがおすすめのワケ
オンライン・通学問わず、料理教室は講師との相性がとても重要です。
「初心者レベルだったから」と複数回・数ヶ月継続のコースを申し込んでしまい、初回のレッスンで「先生がいまいちだった」と思ってしまうと、その後レッスンを受けるのが嫌になってしまうこともあります。
また、「自分にオンラインでの料理教室が合っているかどうか」の確認も必要です。
「いずれは定期的に料理を習いたい」という人も、まずは単発レッスンを受講して、自分に合っているか・講師は良かったか、などを検討してみましょう。
また、単発レッスンは1回単価が1,000円~4,000円程度と比較的安く、気軽に始めやすいこともおすすめする理由のひとつです。
参加型クラスを選ぶ
オンライン料理教室では、ZoomやSkypeなどのミーティングアプリを利用してリアルタイムレッスンに参加します。
その中でも、「参加型」と「見学型」があります。
参加型って?
講師が料理を作るのと同じタイミングで、自分も同じように調理を行います。事前に必要な食材や調理器具を揃えておき、実際の講師の手順と同じように進めていくので理解しやすく、初心者には参加型がおすすめです。
また、講師が受講生の進行状況を確認しながら進めていくので、わかりにくいところや上手くできない部分などを質問できます。
見学型って?
講師が料理を作る過程をライブで見学します。受講生のカメラはオフになっていることが多く、音声のみで質問を受けてくれる講師もいます。材料やレシピなどは送られてくるため、講師の作り方をじっくり見てメモなどを取り、後から自分で作りたい人に向いています。
自分が作った場合を想定して質問をするため、ある程度の料理経験がないと後日再現するのは難しいです。
そのほか、講師から送られたレシピ動画を見ながら調理するスタイルもあります。
自分の好きな時間にでき、何度も気になるところを繰り返し見ることができますが、質問ができない・細かい部分まではわかりにくいことがあるため、料理初心者は最初は避けた方がいいでしょう。自分なりのアレンジを加えられるような中・上級者はこちらでもいいかもしれませんね。