韓国語の難易度は?習得しやすい言語と言われるワケ

韓国語の難易度は?習得しやすい言語と言われるワケ

韓国語は日本人が習得しやすい外国語第1位。

その理由は①日本語と語順が同じで文法が似ていること②一見難しそうに見えるハングルも仕組みがわかれば覚えやすいこと、そして③日本語と同じ読み方や意味の単語が多いこと。ではわかりやすく解説していきます。

日本語と語順が同じ!

日本語と語順が同じ!

韓国語の語順は日本語とほぼ同じ「主語(S)―目的語(O)―動詞(V)」の順番です。

私は(主語)―学校に(目的語)―行きます(動詞)
저는 학교에 갑니다(チョヌン ハッキョエ カムニダ)

英語で苦労している日本人はこれだけでも親近感がわきますよね。

さらに、修飾語も「修飾語―被修飾語」の順番になります。

大きい(修飾語)―人(被修飾語)
큰 사람(ク サラム)

これも日本語と同じです。

また、「〜は、〜に、〜で、〜が、〜を、〜と」など日本語と同じ助詞もあります。例えば「学校に」の「に」に当たるものです。

そのため、日本語で考えた文章をそのままの順番にハングルに変換していけば、相手に意味が通じるし、その逆で相手の韓国語を順番に日本に変換していけば理解できるのです。

ハングルは難しい?

ハングルは難しい?

韓国語の書き言葉を「ハングル」と言います。一見記号のように見えるので「難しそう」と思う人も多いかもしれません。

ハングルは「子音記号」+「母音記号」の組み合わせでできています。例えるなら「ローマ字」のような仕組みなのです。

基本は母音が10個、子音が14個、合わせて24個。この24個を正方形の中にローマ字のように組み合わせて入れることで一つの文字となります。こう考えるとシンプルですよね。

ただ、単純に子音+母音を左右に組み合わせるだけではなく、子音+母音の下に子音がつく「パッチム」と呼ばれるものが出てきます。さらに子音と母音を4つ使う組み合わせもあるので、ここら辺から少し複雑になってきます。

またパッチムは発音も難しいので、慣れるまで努力は必要になります。

日本語と同じ意味・読みの単語がある

日本語と同じ意味・読みの単語がある

韓国語の単語は日本語と似ているって思ったことはありませんか。

これはもともと朝鮮半島も日本列島も中国の漢字に影響を受けているからです。

そのため韓国語にも漢字からできている言葉がたくさんあり、調べてみると驚くほど同じ意味・読みの単語があるんです。

例えば

公園(コンウォン)
幼稚園(ユチウォン)
動物園(ドンムルウォン)
自動車(チャドンチャ)
運動(ウンドン)
感動(カンドン)
約束(ヤクソク)
図書館(トソグァン)
教科書(キョガソ)
教室(キョシル)

と、あげていくとキリがないのですが、これらの例を見て気づく人もいるかもしれません。それは「元となる漢字が同じなら発音は必ず同じになる」のです。

日本語では一つの漢字に読み方がいくつもありますが、韓国語は音読み一つしかありません。そのため「園」が使われる単語では「ウォン」、「動」が使われる単語では「ドン」という読み方に必ずなるのです。

習得までに挫折する人も多い?

習得までに挫折する人も多い?

韓国語は日本人にとって習得しやすい言語ではありますが、理解しづらいポイントもあります。

例えば先ほどハングルの説明で出てきた「パッチム」や韓国語特有の敬語などは一筋縄ではいかず挫折する人も少なくありません。

しかし他の言語に比べて学びやすい部分はたくさんあるのはたしかです。その部分は独学でも、つまずきやすいところは韓国語のオンラインレッスンや韓国語教室でしっかり教えてもらうのが近道です。


主婦や大人女性・ママの習い事、
嬉しいメリットをご紹介!